HedgerXの収益の仕組み
HedgerXが挙げる収益源は4つです。取引手数料、プロジェクトとプラットフォームのサービス、流動性と機関投資家との提携、エコシステムと資産のサービスです。収益、取引量、準備金の数字は公開されていません。
HedgerXが挙げる4つの収益源
| 収益源 | HedgerXが含めているもの |
|---|---|
| 取引手数料 | 現物取引と無期限先物取引 |
| プロジェクトとプラットフォームのサービス | 資産の統合、プロジェクト向けサービス、市場投入、運営 |
| 流動性と機関投資家との提携 | マーケットメイクの提携、プロ向けの取引、機関投資家向けの事業 |
| エコシステムと資産のサービス | エコシステムの提携、アプリのサービス、今後の資産サービス |
HedgerXは収益の構造を分散させていて、単一の事業に頼っていないとしています。取引手数料は、手数料のページに載っています。現物はほとんどのペアで0.2%、BTC/USDTとHEX/USDTで0.6%、先物はメイカー0.02%、テイカー0.06%です。
収益の使い道(HedgerXの説明)
資料には、1つの循環が描かれています。ユーザーが増えると、資産と取引が増え、収益も増えます。HedgerXはその収益を、プロダクト開発、セキュリティとリスク管理、流動性、世界市場、ユーザーサービス、エコシステムの発展に再投資するとしています。
計画中のクオンツチーム
HedgerXはプラットフォームが保有する資金と事業収益を、リスクの水準ごとに運用する独立したクオンツチームを計画しています。
| 保守的 | 低リスク | 長期 |
|---|---|---|
| USDTなどの安定資産の運用 | AAVE、Curve、CompoundなどのDeFi貸出と利回りの運用 | BTC、ETH、その他の主要なデジタル資産 |
2027年には、Bitcoin Treasuryも計画されています。PayFiと先物の収益の一部を、BTCとETHに継続的に振り向け、保有量を段階的に開示するというものです。いずれも計画で、報告された実績ではありません。
開示されていないこと
- 収益、利益、プラットフォーム全体の取引量、ユーザー数。
- 顧客資産とプラットフォーム保有資金の規模。
- 準備金の証明。資料は、段階的に改善していくコンプライアンスの取り組みの一つとしています。
- 監査済みの財務諸表。
これらの数字がないので、成長が実際の事業収益に支えられているという主張は、検証できません。確認を求めたいのは、まさにこの点です。このうちHedgerXが公開するとしているものは、ロードマップにあります。
よくある質問
HedgerXはどうやって収益を得ていますか?
中心は、現物と無期限先物の取引手数料で、HedgerXも最初にこれを挙げています。ほかに、上場や市場投入といったプロジェクト向けのサービス、マーケットメイクと機関投資家との提携、エコシステムと資産のサービスがあります。
HedgerXは収益や取引量を公開していますか?
当サイトが読んだ資料には、載っていません。資料には、グロースチームがユーザー、取引量、資産のデータレポートを用意するとありますが、公開された報告書は、まだありません。
HedgerXは顧客の預かり資産を運用していますか?
資料では、プラットフォームが保有する資金と事業収益を、計画中のクオンツチームが運用するとされています。顧客の預かり資産の扱いについては、資産の98%をコールドストレージで保管するという主張(まだ確認できていません)のほかに、説明がありません。